2017年12月7日木曜日

小さな海賊たち


ボゴタの中心部から歩いて20分くらい少し丘を登ったところに
約400人の人たちが住むコミュニティーがあります。
その名は、Ramirez。

そこは、住所もなく、道も舗装されていなく
そこらじゅうに瓦礫とプラスチックが広がっています。

土壌の条件は悪く、次に大雨が降ったら流されてしまうかもしれないというトタンでできた家々が坂の上に立ち並んでいます。






La redada で出会った人たちと一緒に朝10時過ぎにコミュニティーに着きました。
そこに住んでいる肝っ玉母さんみたいな素敵な女性と現地で合流して、コミュニティーの中にあるサッカー場であちこちから集まってきた子供達とのサッカーの試合が始まりました。

私はサッカーできないけれど、La redadaの人が
僕たちは、試合の審判だよって言って
とーっても熱のこもったサッカーの実況中継をしたあと
私にマイクを渡してきたから、私も日本語で
サッカーの実況中継なんてしたこと全くないけれど
やってみたのがあの動画でした。

あの動画を撮った後も、2時間くらいサッカーをしていて
最初は5人くらいしかいなかった子供達が
いつの間にか30人以上に増えていました。

マイクはスピーカーにつながれていて、大音量で
コミュニティーに流れていて
大人達も遠くから見物したりしていました。

とっても過酷な生活状況だけれど
みんなの笑顔は、普段見られないような
輝いている笑顔でした。

「いいこと」をしてあげるみたいなチャリティーも
大切だけれど、そういう慈善行動って私はちょっと苦手。

La redadaの人たちが、とても素敵だった理由は
彼らが「いいこと」をしているっていう感じじゃなくって
目の前に出会った人たちと、楽しいことをする
っていうのを大切にしていて、ヒップホップカルチャーとかを
混ぜたり、なんでもとっても自由だったから。
子供達とも対等で、偉そうな感じが全くなのです。

だって、彼らの生活の状況は、彼らに問題があるわけではなく
根本は社会の構造が、あの状況を作り出しているって知っているからかなって思いました。

だから、ある意味社会の構造の側に組み込まれて生きてきた側として、できることをやっていく。

本人達から聞いたわけじゃないけれど、そんな感じがしました。

コミュニティーの中で、子供達と一緒に廃材を使って船を作り
自分たちのことを「海賊」っていう風によんでいました。



そんな若い海賊たちの好奇心はすごくって、
私が全然スペイン語わからないのを悟って、何回も何回も同じ質問をゆーーっくり
私がわかるまで聞いてくれたました。

いろんなものを指して、それをスペイン語でなんていうか
教えてくれて、めっちゃいいスペイン語の先生になってくれました。

その中でもとっても仲良くなった8歳の女の子と11歳の男の子が二人して私の手を引っ張ってくれて、少し丘の上まで行って
フルーツを木から採ってきてくれました。(すんごく酸っぱかった!!!😂)



とーっても力持ちで、私を引っ張る力もハンパないし
それができるっていう自分たちを信頼する気持ちもハンパない。

たくさんのエネルギーを受け取りました。


でも、多くの子達が顔や手や足に、傷があって
それは、遊んだり転んでできた傷ではなく、
暴力によってできた傷のようでした。

コミュニティーの中には、どんなドラックも手に入る場所があって少し年齢が上の若い子達は、よくそこに集まっているそうです。

そして、親の姿はほとんどコミュニティーの中で見なくって、
それはなんでかっていうと、みんな家の中でいろんなサブスタンスを摂取して過ごしたりしているからみたいでした。


La redadaの人たちは、ほんとうにいろんなことが大変すぎて、いろいろちょっと煮詰まっているんだって話していました。


彼らの置かれている状況と、彼らの力強さ。
今は、今すぐにでも彼らのところに帰って、
一緒に住みたい。
住むのに本当に過酷な状況なのはわかっているけれど
なにかできることはないかって考えた時
外から勝手に考えるのではなく、一緒に時間を過ごして
彼から学びたい。
だから、一緒に住みたいって、本当に思う。

車イスだとさらに大変な場所だけど
コミュニティーにも車イスの子や歩いているけれど脳性麻痺を持っている子も一緒に住んでいました。

残念ながら、その子達とはたくさん話すことはできなかったけれど。。
それも含めて、本当に戻りたい。


Ramirez から一望できるボゴタ市街の景色。

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