2017年12月9日土曜日

雲の中を歩く


今はメキシコの比較的南の方のオアハカ州の山の中の村にいます。




ここにきた理由は、今年、ひょんなきっかけから始めることになったインターンシップのプロジェクトを訪れるためです。

この州には、この土地の先住民のザポテク族の人たちが多く暮らしています。

この村では彼らが昔からコーヒーの栽培をしていました。

だけれど、気候変動の影響もあり、前までは家族を養うのに十分なコーヒー豆も育てられたのに

今では栽培量が減って、たくさんの人が貧困状態に追い込まれています。

そして、この村には障がいを持った人たちも多く暮らしています。

でも、その中の多くの人たちが教育も受けられず、仕事もない状態でお家にいました。

私たちのプロジェクトはこのコーヒーの栽培を、いろんな人にとってアクセシブルに、

そしてオーガニックの農法を使って、環境にもよいものにするのをサポートしようというものです。



少し標高が高いから、たまに雲に覆われて、雲の中を歩けます。

村で進む時間はとてもゆっくり。




村の中心の広場や、道ばたにのんびり座っているおじいちゃん、お母さんたち。

朝から晩まで、村の中を子供達は追いかけっこ。

毎日いろんなことがあるけれど、でも時間は淡々とゆったり流れている感じで。

夢を追いかけたい!とか、変化を作り出したい!とか

都会にあるすごい熱量でぐわぁーーーっと物事が動くような

そういうのが少ない感じ。

といっても、数日しかいないから、知らないだけかもしれないけれど。


自分のやりたいことを実現することとか

やる気をもって何かに打ち込むことみたいなのがいいこととされているけれど

日常を一歩一歩生きてくのだけでもいいんじゃないかなあ

ここにいると、そんな風に思う。


もちろん、なにかに打ち込んで、物事を進めていく感覚は

特別なもので、今がぎゅーっとなって、力が湧いてくるような感じがしたりして

そうできることも、大切だと思うけれど。


ぼーっとしているおじいちゃんたちは、何を考えているんだろ。


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